金児隆太が超抜クラスのパワー！

初日の江戸川選抜を2M逆転で制した福島勇樹は、2日目の2走も2M逆転で魅せた。前半4Rは6コース発進だったが、2Mのもつれを突いて2着に浮上。後半の8Rはイン先行した田中京介を2M差して逆転。初戦から2M逆転3連発というのは非常に珍しい。福島はレース後「ペラやってレース足が良くなっています」と、機力アップにも手応えを得ていた。

福島と同じく3戦2勝、2着1本なのは古賀繁輝、田中、村上遼。3戦1勝、2着2本が金児隆太だ。この5人はいずれもエンジン出ているが、なかでも金児の出足、回り足は強力。「出足がいいですね。乗りやすさもあります。上位だと思います」とエンジンには納得のコメント。一緒に走った中島昂章も「足はまあまあいってるけど、金児くんは出てますね」と言っていた。

前節で新ペラに換わった27号機は、今節タッグを組む下河雅史がしっかり調整して、超抜パワーが復活ムード。逆に温水パイプがついてから絶好調だった18号機は永田秀二がF持ちということもあり、ここまで未勝利。「練習では舟1つぐらい伸びるのに、レースではそれほど伸びない。なんか、つながりが良くない」と調整にも迷いがある感じだ。

三井所尊春もまだ未勝利だが、こちらは「追い上げられたし、伸びを含めて良くなっている」と良化宣言。3日目からの巻き返しに期待できる。2日目に穴で推奨した栗原直也は4Rで2番手につけていたが、2Mの判断ミスで大きく後退。それでもエンジンが出ていることは間違いなく、どこかで一発がありそうな気がする。

なお、松本峻は2日目の10Rから新ペラに交換。深山祐二は私傷病で途中帰郷になった。