ボートレース浜名湖

浜名湖

伊藤将吉が今年4度目のV!!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

「創刊50周年記念 中京スポーツもみじ杯」は19日、優勝戦が行われた。最終日は曇り空で強めの追い風が吹き、イン主導の決着が多かった。

優勝戦も地元でスタート力ある伊藤将吉が1枠で、2枠は出足を中心に強力で当地独自の計測タイム(1周、回り足、直線)で全て1番時計を叩き出した福来剛と内枠両者は強固。

ただし、3日目はまくりと逃げで連勝して優出勝負駆けに成功した5号艇の江崎一雄は「全部の足が良くて特にスタートの足が気に入っている」と機力に自信たっぷり。10R発売中のスタート特訓では姿を見せなかったが、スタート展示でのスリット付近の加速感は他艇を圧倒する動きを見せ、談話どおりの好気配を披露。穴ムードを漂わせながら6艇がピットアウトした。

進入は展示と同じく枠なりの3対3。やはり江崎が5コースからスリットを過ぎて勢い良く飛び出しかけたが、伊藤と福来も江崎と同じコンマ08のスタートを決め、3、4コースの加藤翔川北浩貴も伸び返す姿勢を見せ、江崎の攻めをブロック。伊藤がインから全速ターンで先マイし、江崎は強攻及ばずまくり差しの形で2番手が一杯。伊藤は独走態勢に持ち込み、焦点は2着争いに。2周1Mで福来を先に回した江崎が差して舳先を掛けると、2Mでは福来を張りながら回って再逆転し、接戦にケリをつけた。

伊藤は通算26度目、地元では今年8月以来7度目の優勝。低勝率機で特長らしきものはなかったが、不足を感じさせる気配はなく、オール3連対で終えた。地元での調整力の巧さも感じさせた。今年V4でクラシック出場の可能性も出てきたなら、今後の活躍が期待される。