ボートレース浜名湖

浜名湖

大場敏が準完全Vペース!

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「GⅢマスターズリーグ第7戦ニッカン・コム杯」は4日間の予選が終了した。予選最終日はあいにくの雨模様。初日と同じ気象条件となり、回転不足で再調整を余儀なくされる選手が多かった。

一時は雷鳴も轟き、風向きも一定しない中でレースが展開されたが、大場敏の機力は4日目も際立って見えた。前半8Rは池本輝明がイン有利に先マイ、大場はまくれず差しに転じて1Mは後手に回ったが、バックストレッチの加速は池本を凌駕しており、2Mでは池本よりも先に回って7連勝を決めた。「普通に逃げられたと思ったんだけどね。あれで捕まるんだから、大場くんの足はすごいよ」と池本が驚くほど、ピットで評判のパワーを発揮。後半12Rは1枠だけに予選全勝の期待が高まった。

雨も上がって鮮やかな虹がアーチを描く瞬間もあった夕暮れの最終レースは、波乱の決着。大場は1艇身のS、他もコンマ10台のスタートを決めたが、2コースの鈴木賢一がコンマ02とここ一番での度胸を発揮。大場は抵抗すらできず、そのまま鈴木がまくり切った。鈴木も看板エンジンの23号機だけに、スタートさえ優位に立てば大場に太刀打ちできることを証明した形だ。

しかし大場は意に介さず、「あそこまで(スタートを)行かれたら仕方ない。あの展開で2着に残せたのだから、足はいいですよ」とサバサバとした表情で振り返る。最終日まで再び連勝街道に乗せての準完全Vは十分ある。

大場を撃破した鈴木は「気温が下がると(パワーが)すごいわ。行く気で行ったわけじゃないのに、あのタイミングだからね」とスリット写真を一瞥しながら興奮気味に語った。「準優も同じ時間帯だし、スタートは気をつけないと。やっぱりエンジンいいね。特長?全部の足がいいでしょう」と胸を張る。鈴木は準優10Rの2号艇。再び黒い弾丸が飛び出すのか、注目が集まる。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 宮迫 暢彦 大場 敏 鈴木 賢一
5上位級 福田 雅一 本部 真吾
4中堅上位級 富山 弘幸 中村 裕将 内山 文典 高山 哲也 金子 良昭 小野 信樹 武田 正紀 森 弘行 渡邉 英児 中村 守成 大庭 元明
3中堅級 山室 展弘 岡本 慎治 二橋 学 浦田 信義 池上 裕次 星野 政彦 池本 輝明 窪田 好弘 齊藤 寛人 小森 信雄 上田 隆章 服部 幸男 角浜 修 白石 浩二 豊田 訓靖 野添 貴裕 大神 康司 奥平 拓也 原田 智和 大石 和彦 井上 恵一 石間 徹 坂野 泰章 山本 光雄
2下位級 高塚 清一 井川 真人 伊藤 雄二 原田 通雅
1ワースト 中西 長松 黒田 誠司