西山貴浩が出足特化の石川ペラでイン奪取！

今節は最初から石川真二仕様のペラが着いているエンジンを引いた西山貴浩。初日不発だったピット離れを2日目6Rで爆発させ、2号艇でイン奪取からの逃げ切りに成功し初白星をゲット。10Rは峰竜太のピット離れも良く、少し引っかかった分だけ5コースまでしか入れなかったが4着と踏ん張り、初日の不良航法の減点はあるが、まだまだ予選突破の望みを残している。

前検からピット離れと出足に関しては手応え抜群。「このペラ制度になってこんなにすごい出足は初めてですよ。伸びはないけど、深い進入から行った方が出て行く。石川ペラは初めてだけど、本家がいるし、今節はこれで行きます」ときっぱり。迷いは全くない。

6Rの勝利者インタビューでは「選手になる前から目標で師匠の石川さん」と散々、石川のことを例の「西山節」で持ち上げていたが、特殊なペラでゲージがない分、調整は石川に教えてもらうしかないわけ。「石川さんと2人、ピット離れから盛り上げて行きます」と高らかに宣言もしており、仮にS展示は枠なりだったとしても、本番はイン奪取のケースも考えられるので、節間を通して追いかけても面白いかもしれない。

本家の石川も2日目は6号艇からイン奪取して逃げるなど、初日からオール2連対。さらに石川ペラではないが、井口佳典もピット離れは抜群。今節は枠なり進入が少なめなのでピット離れから目が離せなくなっている。