初日ドリーム組では横澤剛治が好気配！

ゴールデンウィークの訪れとともに、「浜松市長杯争奪 やらまいかカップ」が28日に開幕する。今節はダブルドリーム戦を実施し、初日12Rは1号艇から菊地孝平、服部幸男、徳増秀樹、河合佑樹、横澤剛治、大橋純一郎によって争われる。

このメンバーで行われたスタート練習では、横澤が好感触を得た。「乗りやすいし、久しぶりに前検でいい感じだった。ペラでスリットの部分を求めて、足とのバランスを取っていきたい」と言い残して調整室へ。黄色のカポックが突き抜ければ、高配当の主役となる。

好モーターを手にしたのは谷野錬志、黒田誠司、吉村誠。谷野は濱野谷憲吾が20年ぶりの当地優勝を飾った44号機を引き当て、「行き足が良くて、力強さを感じた」とニッコリ。「これで1回行けそう」というなら、7Rは1号艇でイン逃げの期待が高まる。

黒田の22号機は出足、行き足が強力で、前節は道中逆転劇を何度も披露した。しかしながら、「普通みたいな感じでピリッとしない。もう少しの感じだった」と感触には不満。「ペラはゲージを当てただけ」と、前検日はノーハンマーなので、本番までに合わせたいところ。

吉村の23号機は前節に近久大志が連日好レースを展開。伸びを中心に評判のパワーで勝率以上の雰囲気があった。「最終日にペラが換わったらしいので、少しだけ叩いた」と微調整して水面に下ろし、「足合わせでは1艇身は勝ったし、ハンドル操作が粗くてもグッとかかってくれた。エンジンは良さそう」と噛みしめるように打ち明ける。「調整がうまい人なら伸びも良くできそう」とポテンシャルの高さも示唆しながら、「楽しみですね」と終始、笑顔を見せた。