予選トップの深谷知博が回り足に自信！

「浜松市長杯争奪 やらまいかカップ」は、4日間の予選が終了した。2日目から4連勝をマークした深谷知博だが、4日目は勝ち切れずに2着2本。それでも序盤の貯金は大きなアドバンテージとなり、堂々の予選トップ通過を果たした。「直線は普通だけど、かかりが良くなっていて、力強いっていう感じ」と回り足には自信あり。今節はスタートも安定しており、準優は優勝戦ポールポジション獲得へ逃走あるのみだ。

2位は星栄爾。4日目10Rは菊地孝平のまくりに乗って勝機を掴みかけたが、まくり差しが入らず後手に回ってしまった。それでも道中の追い上げは3日目と同じくパワフルで、先行する幸田智裕と佐々木康幸をあっさりと交わして3着に入線した。「伸びは良くて、そこは負けない」と足の仕上がりには満足。「ペラ調整を試したら、乗りづらくなってしまった」と敗因も分かっている。リカバーすれば超抜パワーで準優も難なく突破しそうだ。

最後の準優1号艇は坪井康晴がゲット。「特別いいというわけではないけど、バランスが取れて全体に分がいい」と足には納得している。準優は菊地が2号艇で、奇しくも同期ラインを形成。両者の攻防に注目だ。