オール2連対の星野太郎がV戦1枠！

「地区対抗第1戦！東海VS関東スポーツ報知ビクトリーカップ」は3日間の予選が終了した。前夜から強い風が吹き続けて7Rからは安定板を装着。気圧が下がったのもあって「重い」という声がよく聞かれた。

それでも優出を決めた星野太郎、杉山裕也、石渡鉄兵は好機力をキープ。「変わらず出足、行き足がいい」と言うのは星野で、予選は唯一のオール2連対。優勝戦のポールポジションを獲得した。「力を持て余している」と機力を最大限に引き出してはいないものの、「出足型でレース足も良さそう」と操作系は充実。「星(栄爾)には伸びられる感じ」と直線に不満はあるが、その星が優出に失敗したなら、インで不動の存在となりそうだ。

逆転を狙うのは杉山と石渡。杉山は「周りも出してきて、足の差は縮まっている」と言うものの、連日ピットで評判の快速を披露。「特にいいのは行き足。Sで3回放ってもついていった」とスリット近辺の足は強力。「どのコースからでも勝てる足にしたい」と更なる上積みを目指す。

石渡は枠番に応じて調整をチェンジ。3日目は「安定板がなかった前半3Rが今節で一番いい状態。今ならバランスが取れているし、気象条件に応じてペラを調整するだけです」と調整に正解を出すことが出来た。今節は風向きが一定していないが、「スタートは見えてますよ」とニヤリ。ここ一番のS度胸を発揮すれば、まくり一発で決着をつける可能性はある。