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気温が一段と上がった最終日の水面。優勝戦、人気は当然のように絶好枠・深谷知博が占めた。展示は誰も仕掛けず深谷、山崎郡、椎名豊、松尾拓、中嶋健一郎、間野兼礼と枠なり3対3へ。
本番も展示通りとなり、深谷ペースの流れとなった。スリットは椎名、松尾のセンター勢が顔を出した。椎名が締め込んでいったが、山崎に少し引っ掛かり差しに入れなくなったのか、そのまままくって出た。この展開をズバリと差したのは松尾。バック線では内をグイグイと伸ばし、そのまま先頭を譲ることなくうれしいVゴール。椎名が次位に残し、深谷は叩かれ後方へ…。
松尾は地元3回目の優勝。通算では6回目。昨年10月の結婚後としては初めての優勝で、奥さんの山下友貴に嬉しいプレゼントができた。
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