ボートレース浜名湖

浜名湖

中村亮太が今年6度目のVへ意欲!

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「ボートピア玉川19周年記念 Wave21杯」は3日間の予選が終了した。朝から雨が降り続け、気温も20度を切って今節一番の冷え込みに。ただ気圧は下がらず、大幅な機力の変動はなかった。

低調機シリーズの今節は看板の1号機・佐藤旭や30号機の鈴木茂正が活躍すると目されていたが、着外に沈む場面もあるなど額面通りの足には仕上がらず。一方で2連対率30%を下回る9号機・山田豊は初日から「いい状態」と好感触だった。3日目は2コースまくりを決めるなど行き足、伸びは常に良かった。予選最後は大外から展開を突けず5着に敗れたが、得点率上位陣の崩れがあって6位で優出を果たした。「今節序盤にペラを叩き変えてからは微調整。変わらずバランスが取れていい」と機力を維持している。「スタートは150起こしからがいい」と進入に固執することなく、ダッシュで持ち味を発揮だ。

初日の2連対から2日目は4着と崩れた土性雅也だが、3日目は1、2着で勝負駆けに成功。自力で優出を決めた。3日目から新ペラとなったが、「むしろ新ペラの方がいい」と状況は好転。61号機の近況はパッとしない動きだったが、「元々足はいいと感じていたし、中村亮太選手のアドバイスで叩いてからは乗り心地も含めて全部の足が良くなった」と手応えを掴んでいる。2連対率30%弱だが「今なら40%くらいある」とパワーアップも示唆しており、この勢いなら初優勝のチャンスも十分だろう。

ただ、優勝戦で好枠を占める中村亮と渡邊伸太郎の牙城を崩すのは至難の技かもしれない。機力とリズムの両面で2強を形成し、中村亮は展示タイムから超抜に仕立てて「仕上がり万全。全部がきてるし満足しています」と満面の笑みを浮かべる。12Rは渡邊伸との直接対決を制して、優勝戦1号艇をガッチリつかんだ。「来年のクラシックに出たいし、ここで優勝して(出場を)決めたい」と意欲をアピールした。

渡邊伸は3着で予選2位通過。3連単12R1回乗りでペラ調整と試運転を繰り返す姿が見られた。ピットに引き上げると「ペラ(調整)を失敗した」と敗因を明かし、「伸び型に叩いたらダメだったので、2日目までの形に戻す」と方向転換。「戻せばピット離れに行き足、回り足がいいから(優勝戦でも)十分勝負になる。ピット離れを活かしてインを狙う」と打倒・中村亮に闘志を燃やす。当地は一昨年9月、昨年11月に優勝の実績。秋開催での相性は抜群だけに、逆転劇があっても不思議はない。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 中村 亮太
5上位級 渡邊 伸太郎 大町 利克 木田 峰由季
4中堅上位級 中村 裕将 池田 雷太 鈴木 茂正 松本 勝也 浦田 晃嗣 向後 龍一 佐藤 旭 板倉 敦史 佐竹 太一 後藤 盛也
3中堅級 金子 良昭 山田 豊 小島 幸弘 大塚 浩二 中島 友和 今泉 徹 汐崎 正則 渡辺 真至 益田 啓司 星 栄爾 松下 哲也 岡 祐臣 若林 将 松田 竜馬 土性 雅也 宮本 夏樹 加藤 啓太 三好 祐樹 片橋 幸貴 佐藤 謙史朗 井上 尚悟
2下位級 作野 恒 遠藤 晃司 赤峰 和也 吉田 慎二郎 鶴田 勇雄
1ワースト 坪内 実 豊田 光紀 吉村 茂樹 横家 翔一