ボートレース浜名湖

浜名湖

中村亮太が逃げて今年6度目のV!!

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「ボートピア玉川19周年記念 Wave21杯」は16日、優勝戦が行われた。今シリーズは連日雨が降り続け、気温は日々低下。この日は20度を大きく下回り、秋を通り越して一気に冬になかったかと思わせるほどの寒さだった。回転が上がりやすい気象条件とあれば、スロー優勢に。3R以降は1号艇が連戦連勝。ダッシュ艇は自力で攻められず、道中勝負で着を拾う展開が多かった。

優勝戦も内優勢のムード。1、2号艇の中村亮太渡邊伸太郎は機力を強力に仕上げて今シリーズを牽引。中でも節一の足を誇る中村亮に人気が集中した。スタート力ある3号艇の若林将に、5号艇で優出したドリーム戦覇者の松本勝也が穴人気。スタート展示から6号艇の山田豊が動いて進入は12356/4 。4号艇の土性雅也の単騎ガマシとなったが、最終日のレース傾向で出し抜くスタートも決められないとあれば、出番はなし。中村亮と若林がコンマ18のトップスタート。2コース渡邊伸はコンマ22から伸び返して、1Mは握りマイで若林をカット。若林はまくり差しにチェンジしてバックは渡邊伸に追いついたが、二番差しの松本が内をスルスルと伸びて2M先取り。若林が内を突いてきたが、2周1Mは回りしろがなく、松本が冷静にさばいて2着を確保した。3着は若林が入線。2連単1-5、750円は3番人気。3連単1-5-3、1720円は6番人気で決着。

中村亮はこれで今年6度目の優勝を飾り、当地で来年3月に行われるクラシックの出場を決定的なものとした。本人も予選道中から「クラシックに出たいから、ここで(優勝を)決めたい」と大舞台を意識。足は順調に上積みして白星を量産したように、調整面での収穫もあった。来春に大輪を咲かせる前に、実りの多い秋を過ごしている中村亮。今後の活躍に注目したい。