中村亮太が今年6度目のVへ意欲！

「ボートピア玉川19周年記念 Wave21杯」は2日目が終了。初日連勝の渡邊伸太郎は白星を挙げられなかったものの、2着2本でオール連対をキープ。初日のペラ調整で正解を出してからは「何もしていない。天候に左右されることなく、変わらずいい状態ですよ」と機力は高値で安定している。当地8回目となる優出へ、視界が開けた。

渡邊伸を逆転して得点率トップに立ったのは中村亮太だ。2日目唯一の連勝を果たして「出てますね」と満足げ。「行き足が良くて、特にバックでいい感じ。回ってから押す感じだし、展示タイム通りに伸びもいいです」とバランス良く仕上げている。来年3月のクラシックは当地で開催されるが、「クラシックに出たいし、ここでとどめの6Vを決めたい」と早くも優勝を意識していた。

優出圏内は上記2人の他に山田豊、若林将、星栄爾、松本勝也と銘柄級が独占。ハイレベルの様相だが、7位タイの土性雅也が優出にチャレンジ。ただ、「ペラが開いたみたいで合っていない。それにヒビが入っていて、交換するかも」と。それでも「そうなったら初日の形に叩いていきます」と調整の方向は定まっており、慌てる様子はない。しかも初日は格上の金子良昭らを圧倒したようにターン回りを中心に力強さがあっただけに、勝負駆け成功なるか注目だ。