山口達也が無傷の4連勝！

初日から降り続いた雨はすっかり上がり、晴れ間ものぞく中で行なわれた予選2日目。気温の上昇もあって、「回転が上がってなくて重い」という声がよく聞かれた。

1号機の鹿島敏弘もその一人。「少し重くて、ピット離れに不安がある」と言っていたが、大外発進の8Rは1M展開を突けず後手に回ったものの、ターンごとに前を追い詰めて2着にまで押し上げた。「出てます。足は全体にいいし、トップ級でしょう」と手ごたえは上々。節一といえるパワーで準優好枠を目指す。

山口達也は2日目も白星を量産。無傷の4連勝をマークし、シリーズリーダーの座を堅持している。スリットを過ぎての伸びも鋭く、1Mは冷静に差してバック抜け出すという余裕のある足色。「何もしてないけど、気温が上がって伸び型になってる。いい感じですよ」と表情にも余裕がうかがえる。3日目12Rは1号艇で4号艇の鹿島と直接対決が待っているが、目下の仕上がりならイン逃げが有力だ。

山口達と同じく2日目を連勝したのは木下陽介。ギヤケースを交換して「直線は上向いた気がしている」と求める足の上積みはできた様子。「今なら中の中。自分のやれる整備はしたので、あとはペラで上積みしたい」と。予選順位も6位にジャンプアップして、表情は明るい。