松下一也、長谷川充、山口修路が首位に並ぶ！

「いい！直虎プロジェクト浜松商工会議所会頭杯争奪 第4回井伊直虎カップ」は2日目が終了。初日連勝の金子賢志は、6Rでイン逃げを決めて3連勝をマーク。後半戦の12Rは大外で見せ場を作れず6着に大敗してしまったが、「出足や回った後がいい」と出足型を強調する。

竹本太樹も日をまたいで連勝したが、金子と同じく12Rで5着に敗れた。「自分の乗り方が合っていないのか、ターンの出口でかったるかった」とターン回りに不安を抱えている。今節は「(前操者の)萩原(秀人)さんが仕上げてくれているから、ペラはたたくつもりはない」とレース後は外周りを点検する姿があった。「起こしから伸びにかけては中堅以上。あとは乗り方で対応するしかないかな」と思案を巡らせる。

2日目終了時点で得点率上位には松下一也、長谷川充、山口修路が8.33で並んだ。いずれもオール3連対と安定した成績を挙げ、足に不安は感じられない。ただ、3人の談話を聞くと、トーンがそれぞれ違う。長谷川は「競った感じが良かったし、全部の足がいい」と満足しているが、松下は「調整失敗。回ってなくてピット離れが良くないし、乗りづらかったですね」と不安材料が満載。さらに山口はエース機の齊藤優に競り勝ちながら「一杯一杯。伸びは齊藤さんとだいぶ差を感じました」と悲観的。「準優、優勝戦と、先を思うと上積みが欲しいです」と3日目は懸命の調整が続く。