エース62号機は齊藤優がGET！

9月2節目は「いい！直虎プロジェクト 浜松商工会議所会頭杯争奪 第4回井伊直虎カップ」。5日間開催で行われる。今節より新ボートを採用。水を吸っていない分、「回転が上がっていた」という声が多く聞かれたが、エース62号機をはじめとする高勝率モーターの感触は軒並み良好。62号機を引き当てた齊藤優も「バックストレッチの伸びが良かった」と、前節優勝した桑原将光と全く同じコメントを残した。齊藤のスタート練習は好モーターがそろっていた5班だったが、「スタートを調節しながらでも伸びられることはない」というなら、レバーを当てたときの反応もいいことを示唆している。今節もシリーズをけん引する存在となりそうだ。

ドリーム戦出場選手からは大賀広幸と赤坂俊輔が好抽選。大賀は「まあまあ十分です」と感触も良好。「ペラも万人向けの形してるし、自分はノーハンマーだからこのまま行きますよ」と早くもレースに集中だ。赤坂も「まあまあ、まずまず」と不安はなし。「出て行くことはないけど、悪くはないからこのまま行ってみます」と実戦でパワーを確認する。

一方、今節の主役を務めるべき地元の笠原亮だが、今節は低勝率機の上に新ペラでの参戦を余儀なくされた。23号機は前節、エース艇の援護もあって回り足は力強かったが、新ボートではまったくの未知数だ。「乗りやすいけど(足は)勝率通りですね」と感触には納得していないだけに、ペラ調整がカギを握る。