石塚久也が鮮やかに突き抜けてバースデーV！！

びわこボート一般戦シリーズ「滋賀レイクスターズ杯」の優勝戦が25日に行われた。朝から向い風が吹いていたが、優勝戦の時間帯にはこれが追い風に変化。風速も6mとやや強くなり、波高6cmという状況でレースが開始された。

枠なり3対3の進入から、スタートを決めたのはスロー3艇。トップスタートはイン佐々木和伸で、2コースの稗田聖也と石塚久也が同体で続く。ダッシュ艇はやや遅れ、スロー艇から1艇身ほど遅れてスリット通過となった。

5日目にまくり連発した稗田が2コースからジカまくりに出て佐々木に襲いかかる。しかし佐々木が反発して両者が競り合う展開となり、3コースの石塚が内を突いて一気に先頭に立った。これに続いたのがカド新井英孝で、まくり差しから石塚の外を攻めるが一歩及ばず2番手まで。佐々木、片橋幸貴、小池公生で3着争いとなったが、2周2マークを内有利にさばいた小池に軍配が上がった。

優勝した石塚は25日が自身36歳の誕生日。中盤からエンジンを上位級に仕上げて、自らのバースデーを祝う見事な優勝となった。