江戸川
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平見真彦がうれしいデビュー初V!!
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「第17回日刊ゲンダイ杯」は、途中2日間の中止順延を挟んで19日に優勝戦が行われた。この日は風向きが一変し、強い北風が吹く中でのレースとなり、終日安定板が装着。優勝戦も向い風8m、波高は15cmの中での戦いに。
レースは3コースからコンマ16のトップスタートを決めた、この一戦に全場制覇の偉業がかかる赤岩善生が攻めて出たが、1Mは波に引っかかってしまい失速。その赤岩が仕掛けたことでできたスペースへ大外から伸びて出た平見真彦が飛び込みバック先頭へ。バック線でも荒水面をきっちり乗りこなし、2Mでは後続を引き離し1着でゴール。デビュー9年目を目前に、14度目の優出でうれしい初優勝を飾った。
2番手はインで人気を集めた上野真之介が続いていたが、2周1Mでターンマークに接触し落水、その事故を避けるように回った山口剛が2着に入線。渡辺浩司も事故の影響を受けてエンスト失格となり、3着には赤岩が入った。
前節の松尾祭に続き、デビュー初優勝での結末となった。エース候補17号機のパワーはもちろん見逃せないが、荒水面のレースが続いた中で決して手に合うとは言えぬ伸び型のモーターをきっちり乗りこなした平見も見事。これで1つの目標だったデビュー初Vはクリア、あとはもう1つの目標であると言えるデビュー初のA1昇格へ、23日から始まる下関で勝負駆けが待っている。