ボートレース江戸川

江戸川

赤岩善生が全24場制覇なるか!

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予選ラストは南からの風がやや強めに吹くコンディション。7R以降では安定板を装着してのレースとなった。1号艇は5勝2着3本の8連対、2号艇も合計6連対と内枠勢が連に絡む追い風水面らしい流れに。万舟券は1本のみで、本命サイドの決着が多かった1日に。

4日間制らしく優出争いは最後までもつれたが、終わってみれば優出ボーダーは平見真彦の8.50。かなりのハイレベルな争いを勝ち上がった6人によっての最終決戦となった。優勝戦1号艇を手にしたのは上野真之介。予選ラストでは先頭を走る稲田浩二を道中で逆転しての白星、ここで2着のままだったらファイナルは2枠回りだったが、この1着によりポールポジションが転がり込んできたことに。「伸びは稲田さんの方がいいが、出足や乗り心地はいい」と実戦足には上々の手応えを得ている様子で、江戸川2度目のVに向けて絶好のチャンスが到来した形。

打倒・上野を狙う他の面々だが、やはり注目はこの一戦に全24場制覇の偉業がかかる赤岩善生だろう。「限られた斡旋の中で(全場優勝を)するのは難しいけど、するに越したことはないし優勝して帰りたい」とのことで、静かな口調の中にも気合は十分といった印象。現状の仕上がりに関しては出足型と話すが、ファイナルは3枠回りで「もう少し伸びが欲しい」と自力勝負に適した調整を施す構え。優勝戦まで入念な調整を施した上で偉業達成に挑戦することに。

その両者の間となる2号艇に座るのは山口剛。前検、初日あたりは回り足の悪さを訴えていたが、気配は日増しにアップし実力は生かせる動きに。ただ、安定板がついた割にはベタ水面だった3日目は出足にかなりの重さがあったようで、優勝戦は「2枠だったらちょっと水面がポチャついて欲しい」とのこと。

逆に静水面を希望するのは、節イチ級の気配を見せている平見。「今節は伸びが際立っていいけど、安定板がつくと重いし、伸びも板がつくと際立ち感が落ちる」と、理想は安定板がつかずモーターの回転が上がりやすい条件。前節は松尾祭のデビュー初Vでシリーズの幕が閉じたが、「その流れに乗りたいですね。今節は足が良くて最初からチャンスだと思っていた」と平見もデビュー初Vをしっかりと意識。6枠でコースは少し遠いが、モーターのパワーが発揮される条件がそろえば大駆けがあっても驚けない。

なお、今節は追加配分だった稲田と品田直樹が正規斡旋に出場のため、3日目終了時点で管理解除となった。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 平見 真彦
5上位級 金澤 一洋 品田 直樹 南 佑典
4中堅上位級 椎名 政浩 松下 潤 清水 紀克 野添 貴裕 伊藤 啓三 赤岩 善生 深水 慎一郎 山口 剛 渡辺 浩司 稲田 浩二 西村 拓也 上野 真之介 平野 恭兵 若林 友 川原 祐明 栗城 匠
3中堅級 江本 真治 宮地 秀祈 原田 秀弥 川上 清人 村上 功祐 福嶋 智之 大野 芳顕 松本 弓雄 豊田 泰洋 志々目 裕樹 間野 兼礼
2下位級 平岡 重典 堤 健一 宮西 真昭 大澤 普司 山本 寛久 志道 吉和 深山 祐二 青木 義一 藤川 利文 桑島 和宏 相原 利章 西村 豪洋
1ワースト 松山 靖