濱野谷憲吾ら地元勢が勝負駆け！

緩い向い風が吹く中でのレースとなった3日目。1号艇は5勝2着1本の6連対だった一方で、3号艇は6勝2着2本の8連対。センターからの決め打ちのまくりがよく決まっていた印象で、逆に2コースから落として差した選手は大苦戦。2号艇は2着こそ4本あったが、未勝利という結果となった。4日目も北からの向い風が吹く予報で似たような傾向となりそうだが、北風が強まるようだと上げ潮とぶつかる中盤レース以降で波乗り合戦となる可能性も。

予選ラストを残して得点率トップに立つのは、オール3連対で順調にポイントを加算する岡村仁。エンジン勝率以上の気配で、中堅上位レベルは十分。ただ、4日目は6、5枠からの2走。逆にその岡村を僅差で追う石渡鉄兵は予選ラストが1枠からの1走で、予選トップ通過を巡る争いは石渡が有利という情勢だ。この両者に加えて、湯川浩司、中田竜太、好枠からの2走となる岡祐臣らが準優1枠のイスを狙える位置につける。

一方、ベスト18入りへは6.00あたりの攻防となりそうだが、現在15位の濱野谷憲吾以下、16位・飯山泰、17位・中野次郎、18位・三角哲男と地元勢が軒並みメイチ勝負という状況。それぞれ日増しに気配をアップさせているだけに、きっちり勝負駆けを成功させてセミファイナルに名乗りを挙げたいところだ。

なお、石野貴之は私傷病のため3日目の時点で途中帰郷となった。