三井所尊春がオール2連対！

初日の北風に対して、2日目は南風に変化。セオリー的には逃げ、差し有利な水面ではあったが、落とし気味に回る内枠勢を叩いてのセンターまくりが決まったレースでは人気を集めた選手が着外に敗れて好配当というパターンも見られた。1号艇は7勝2着2本の9連対。1号艇が着外に敗れた3レースはすべて万舟券決着となった。

好枠を活かして連勝ゴールを決めたのは、江戸川GI優勝歴もある岡村仁。今節は低勝率機とのタッグだが機歴以上の気配は十分で、予選後半も活躍に期待して良さそうだ。予選前半をオール2連対で折り返したのは三井所尊春。出足系には課題を残すものの1人抜けた展示タイムを出すなど、本人は不満顔でもそれなりの伸び足には仕上がっている印象。また、2日目2着2本の長尾章平も軽快な出足を見せており、今後も台風の目となる可能性は十分。

そろそろ準優に向けて勝負態勢という選手も見られる3日目。ここまで未勝利の坪井康晴だが、2日目メーンのゴールデンレーサー賞は差して一旦は先頭を走るなど気配は上々。3日目12Rはインで必勝を期しての戦いに。また、ここまで大敗が続く岡崎恭裕だが、リズムが悪いだけで舟足は決して悪くない。好枠2走の3日目は巻き返しなるかにも注目が集まる。地元勢は今イチ流れに乗り切れてないが、飯山泰や作間章が上昇ムード。石渡鉄兵も回り足は十分で、気合の走りに期待したいところだ。

なお、江戸川エース機を引いて注目を集めた秋山直之が2日目1R、事故艇の内側を通ってしまったため即日帰郷処分となってしまった。