ボートレース琵琶湖

琵琶湖

山下和彦がカドまくりで当地連覇!!

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2017新春第二弾「荒法師賞」の最終日は、4日目に引き続き雪の日となったが、午後からは一旦回復に向かった。しかし優勝戦では再び吹雪となって、水上に白い花が舞い散る厳しい天候となった。

そんな中で行われた優勝戦。1号艇は地元エースで準優でもただひとりインからしっかり逃げ切った守田俊介。2号艇には準優3コースからまくり差し1着の待鳥雄紀。3号艇は同じく準優2コースから差して1着の岩瀬裕亮。そして4、5号艇にはその準優で1号艇ながら2着に甘んじた山下和彦奈須啓太の両者。6号艇は井川大作という6名で、枠なり3対3の進入から優勝戦が開始された。

スリットでは内4艇が0台という早い飛び出しとなり、トップスタートはカドの山下。内から守田が先マイし、待鳥、岩瀬の好位勢もレバーを握り込んで出て行くが、さらにその上を思い切ってまくって出たのが山下だった。このまくりが決まり、バックで先頭に躍り出る。2番手にはまくられながらも態勢を保ったインの守田が食らいつく。その後方は待鳥と岩瀬がピッタリとボートを並べて追走。奈須、井川のアウト勢はスタートから遅れを取り、離れての追走に。2M先制の山下に対して差しを狙った守田は引き波に足を取られて万事休す。これで1、2位の大勢はほぼ決し、焦点は待鳥と岩瀬の3位争いとなったが、2週2Mで待鳥が競り勝ってこれも決着。3連単は4-1-2で6,930円(20番人気)。

山下は昨年7月に続く当地戦連覇。前回は6コースから太田和美坪井康晴らSG覇者をまくり差しで倒し、今回は地元絶対的エースの守田をカドまくりで撃破と、連続の金星となった。また、山下が使用したエンジン57号機は、前々回の吉田拡郎、前回正月戦の川北浩貴に続く3場所連続Vとなり、こちらも圧倒的な勢いを感じさせる結果となった。