ボートレース琵琶湖

琵琶湖

小野生奈が気迫の逃げで優勝!!

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「ヴィーナスシリーズ第10戦びわこプリンセスカーニバル」の優勝戦は晴れ間が広がる穏やかな空の下で行われ、1枠で圧倒的人気を集めた小野生奈がインから速攻を決めて優勝した。

優勝戦は3対3の枠なり進入。コンマ07という素晴らしいスタートを決めたのがイン小野。2、3コースの樋口由加里遠藤エミは1艇身残し。ダッシュ勢は松本晶恵魚谷香織の4、5コース勢がコンマ20台とやや遅れたが、初の準優進出から初優出を決めた新鋭の大山千広は6コースからコンマ18とまずまずのスタート。まずは小野がイン先制。樋口の差しは不発に終わり、まくった遠藤が2番手に浮上。逃げる小野を遠藤が執拗に追い、少しずつ差を詰める。直線の足では遠藤に分があったが、回り足では負けない小野が遠藤を振り切って優勝ゴール。地元の声援を背に最後まで諦めずに首位を追った遠藤が2着。さらに遅れて3位には魚谷に競り勝った樋口が入線。終わってみれば好枠3者の上位独占となり、3連単1-3-2は1010円と2番人気で決着となった。

第9戦の津シリーズに続くヴィーナスシリーズ連覇を飾った小野は、これが今年5度目のV。「遠藤(エミ)さんと足合わせしたら直線で負けていたし、落としたらまくられると思ったので全速で行きました」というコンマ07の会心のスタートが大きな勝因となったが、5日目の準優戦でもコンマ05のトップスタートを決めており、今シリーズは気迫勝ちといえる素晴らしい内容だった。