吉川喜継が前検好気配！

20日より、「かんざんじ温泉観光協会会長杯」が開催される。4日間のショートシリーズで1つの大敗も許されぬ状況。しかも今回はほとんどが低勝率機となっている。一見すると混戦だが、2号機の存在が一転して1強ムードを漂わせる。しかも、手にしたのはドリーム戦士の吉川喜継。前検練習後には2号機との比較を口にする選手からは「吉川選手が良かった」との声が多かった。吉川は「めちゃ伸びていくことはない」と前置きも、「スリット付近がいいし、勝率を思えばやっぱりいい」と好感触。近況の2号機は伸びよりも出足やターン回りの良さが際立っており、吉川の談話は的を射ている。

前節の優勝した36号機は、野田祥子の手に渡った。「下がることも出ることもなかったし、優勝機という感じはしなかった」と言うが、「乗りづらいことはなかったし、レースに行っていいことを期待します」と前向きだ。

ドリーム戦の1号艇は黒井達矢だが、こちらは低調の16号機とタッグ。「いいという感じではないけど、吉川さんとは伸びは変わらない」と感触は悪くない。地元の格上は渡邉英児。こちらは「良くもなく悪くもない。スタートが届かないのはいつものこと。いつもどおりの調整していく」と前検気配を気にするそぶりはまったくない。

エンジンパワーランキング
【超抜】
吉川喜継
【上位】
野田祥子
【中堅】
米田隆弘
【中堅】
藤井定美、高山哲也、山田豊、坂東満、金澤一洋、宮本裕之、前田光昭、諏訪忠宏、渡邉英児、伊藤誠二、上之晃弘、海老澤泰行、草場康幸、中村亮太、中村尊、川島圭司、石井裕美、古賀繁輝、岩田優一、山口隆史、秋元哲、渡邉優美、古賀雅晟、西舘果里
【下位】
谷口勝、岩谷真、齋藤智裕、倉尾大介、宮地秀祈、泉啓文、星野太郎、石川哲秀、桐本康臣、黒井達矢、岩瀬裕亮、伏田裕隆、竹野未華、中田夕貴、梅内夕貴奈、福島陽子