ボートレース浜名湖

浜名湖

吉川喜継が一気逃げでV!!

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「かんざんじ温泉観光協会会長杯」は23日、優勝戦が行われた。前日の3日目は台風接近で気圧低下し、エンジンパワーに大きな影響を及ぼしていたが、最高勝率を誇る2号機の吉川喜継にはまったく関係なし。予選は最多の3勝、オール3連対で堂々のトップ通過を果たし、優勝戦1号艇を手にした。最終日は出色の展示タイムをマークし、断然の1番人気に支持された。

優勝戦の進入は枠なり3対3。「今節はスタートが分かっていない」と言っていた吉川だが、優勝戦ではコンマ10のタイミングで課題を克服し、スリットラインは6艇横並び。そうなればインの利とエンジンパワーで吉川が難なく先マイ。2コースの岩瀬裕亮はすぐ外の渡邉優美を止めながらの差しとなり、バックストレッチで早々と独走態勢に持ち込んだ。後続も展開のもつれなく、岩瀬と渡邉優がコース有利に追走し、6着まで艇番順でゴールした。

モーター抽選の段階から2号機・吉川がV最有力候補に挙げられたが、「このエンジンでは結果を出さないといけない」というプレッシャーからか予選道中では白星を取りこぼすシーンがあり、「攻め切れないレースがあったから、モヤモヤしています」と記者に打ち明けた日もあった。重圧を解き放つ圧巻の優勝劇を披露して、安堵の表情が垣間見えた。2連単1-2は250円で1番人気、3連単1-2-3は860円で2番人気。