ボートレース琵琶湖

琵琶湖

青木玄太が2年ぶりの地元V!!

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お盆シリーズ「滋賀県知事杯争奪第21回びわこカップ」の優勝戦が猛暑の中で行われ、エース65号機を駆る青木玄太がパワー見せつけてインから押し切った。

スタート展示では、6号艇の馬場貴也が回り込んだが、内3艇がコースを主張。各艇かなり深い進入となった。本番では4号艇の片橋幸貴、5号艇の丸野一樹の109期コンビもしっかり枠番を主張し、枠なり3対3に落ち着いた。

スリット上では4コースの片橋が大きく前に飛び出してヒヤリとさせたが、イン青木はコンマ26、2コース守田俊介はコンマ30、3コース吉川喜継はコンマ23とスロー勢が完全に立ち遅れた。これに対しカド片橋はコンマ08で一気にまくって出たが、強烈なパワーを持つイン青木が伸び返し、片橋はまくるか差すか一瞬迷った。その隙を逃さなかった青木が先マイ。片橋はまくり差しの形でなおも食い下がろうとするが、ターンの出口でボートがバタつき、背後の丸野がこのアオリを食らってしまった。内を差した吉川喜が片橋を捕まえ、2マークでこれをさばいて2番手に浮上。片橋は後続の馬場を振り切って3着を守ったが、デビュー初優勝がかかっていた片橋にとって、何とも惜しいレースとなった。3連単配当は1-3-4で2800円(9番人気)。

勝った青木はこれが今年初優勝で、地元での優勝は2年ぶり。今節もまたエース機がぶっちぎりのパワーを見せつけたシリーズとなった。