ボートレース琵琶湖

琵琶湖

守田俊介が渾身差しでV!!

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京都市中では祇園祭の真っ最中だが、ボートレースびわこでは熱い眼差しが注がれる優勝戦が行われた。

地元・遠藤エミとエース守田俊介の連勝発進で幕を開け、遠藤は10連勝で優勝戦1号艇をゲット。デビュー初となる完全優勝へ王手をかけた。一方、男子代表の守田も連勝は4でストップしたものの、着実にポイントを重ねて準優に進出。しっかり逃げて優勝戦は2号艇となった。

そうして迎えた優勝戦。内枠両者以外にも、3号艇に若手の木村仁紀、6号艇には女王・水口由紀と地元から4名が優出。残る遠征勢は4号艇に田口節子、5号艇に中里優子が構えた。

進入は枠なりの3対3。全員が0台という早いスリット合戦となったが、なかでもイン遠藤がコンマ03と気迫のスタート。そのまま1マークを先制するが、やはり完全Vのプレッシャーか艇がバタつき、そこを狙いすまして差したのが2コースの守田だった。2マークでは守田が隙のない旋回を披露して、遠藤は万事休す。後方では水口と中里が激しい3着争いを演じていたが、中里が競り勝ち。地元勢による上位独占を阻んだ。

超抜モーターを味方に完全Vへの視界は良好に見えた遠藤だが、惜しくも準優勝。この悔しさがまた新たな力となることを期待しよう。勝った守田のレースぶりは「さすが」のひとこと。こちらも地元エースの、そして男子としての意地もあるだけに、引き下がれない思いもあっただろう。

なお、この守田と遠藤は滋賀支部代表として桐生ボートレースメモリアルに挑む。