ボートレース浜名湖

浜名湖

山口裕二と後藤浩が急上昇!

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浜松商工会議所会頭杯は3日目を終了。終始南風が吹いて春らしい陽気となり、回転調整の良し悪しが結果に結びついた印象だ。

威力を増しているのは山口裕二後藤浩だ。山口は前半5Rは3コースからつけ回るも、インの中嶋誠一郎に阻まれてバックでは最後方。それでも2Mはブン回って4番手に上がると、2周2Mでは全速差しで橋本年光をかわして3着まで押し上げた。もともと回り足が良かった橋本だが、山口に逆転されて「伸びは弱いし、ターン回りは普通ですよ」と白旗。山口は「競って伸びる感じがあったし、ターン回りも良かったです」と仕上がりは順調。後半11Rでは4カドからスリットで飛び出し、中へこみの隊形を利して余裕のまくり差し。出足、行き足に関しては上位といえよう。

後藤浩は1、2着とリズムアップに成功。「もらった時はペラの形が特殊だったから、どうしようかと迷ったけど、思い切ってたたいてよかった」と笑顔。「2日目は12R1回乗りで時間はたっぷりあったし、本体もやった。熟練の整備力とペラ調整がうまくいってる」と口ぶりは滑らか。「展示タイムが出てるから直線はいいし、レース足も良くなってます。今の仕上がりは2日目8割から3日目は8割5分に。9割いけたら文句ない。ペラを煮詰めていきますよ」と、機力もリズムも右肩上がりだ。

3日目の敢闘賞は菅章哉。前半5Rは北村征嗣、後半10Rは後藤とマッチレースを展開。いずれも競り勝ち2、1着だ。「いいエンジンの北村さんと足は一緒だったし、変わらず出足はいいですよ」と5R後は自信たっぷりだったが、急きょ新ペラに交換。10Rの後は「交換前の形に叩いていったけど、間に合ってなかった。出足がおかしくなっていたし、スタートしてから追いつかれる感じがしたので伸びも落ちていました」と白星ゲットもトーンダウン。「しっかりペラを合わせていかないと、これでは戦えません」と慌しく調整室へ向かった。3日目を終えて得点率は3位につけており、準優1号艇も狙えるだけに機力の立て直しが急務だ。

エンジンパワーランキング
【上位
後藤浩、山口裕二、日笠勝弘
【中堅
新美恵一、岡部浩、中嶋誠一郎、松尾基成、大谷直弘、今坂晃広、重野哲之、北村征嗣、有賀達也、菅章哉
【中堅
陶山秀徳、池上正浩、竹村明、占部彰二、渋谷正義、渡辺豊、森秋光、橋本年光、明石正之、野末智一、長尾章平、鈴木智啓、大野芳顕、鈴木峻佑、夏山亮平、末永祐輝、小池公生、金子萌、後藤麦、西野雄貴、澤崎雄哉
【下位
金子順一、吉岡誠、田村勇一、森下勇、杉山貴博、曾根孝仁、前沢丈史、竹内吉弘、門間雄大
【ワースト
坂本徳克、向所浩二