ボートレース浜名湖

浜名湖

山口裕二、新美恵一が道中逆転劇を披露!

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「浜松商工会議所会頭杯」が開幕した。初日は7Rまでスタンドからの横風が吹き、9R以降は追い風に転じた。インは6勝も、逃げの決まり手は4本。道中逆転劇を演じたのは山口裕二新美恵一だ。

山口は前半4Rで鈴木智啓のまくり差しを許したが、2M以降は全速ターンを連発。2周2Mで鈴木智をツケマイで捕らえて格上の貫禄を示した。「伸びを残しつつのペラ調整だったので、ターンしてからの押しが良くなかったですね。握って回っても押して行かなかったので、調整は必要です」と再びペラ小屋にこもった。2走目のドリーム戦は2コースからツケマイで重野哲之を沈め、今度は一発で仕留めた。ターン回りの仕上がりは順調。3連単8万舟券の高配当をたたき出し、レース後は笑顔が絶えなかった。

新美は前半6Rを2コース差しで快勝。インコースだった後半10Rは野末智一の差しを許したが、2Mは鋭く差して2周1Mを先取り、その後は危なげない走りで山口と同じく連勝を決めた。「バランスが取れてまずまずです」と言葉は少ないがターン回りに余裕があり、仕上がりは良さそうだ。

地元勢では鈴木峻佑が1、2着の2連対発進。「一瞬の足が良くてレースがしやすいですね」とレース足の良さを強調。「昨年6月に優勝した時のゲージもありますから」と、調整面でも余裕がある。

一方、今坂晃広は「前検の感触が悪くなかったから、新ペラのままで行ったけど…。回ってからの押しが足りなかったのでたたかないとダメですね」とペラ調整に着手。森秋光も新ペラでの戦いとなり、「前半は無我夢中で回って(ツケマイで)勝ったから、調整が良かったのかどうか?」と白星ゲットも半信半疑。後半のイン戦はダッシュ勢に先着を許して「今は中の下ですね。乗りやすいと思ったのが乗りづらかったし、調整は必要です」とペラ小屋に直行した。

エンジンパワーランキング
【上位
日笠勝弘
【中堅
陶山秀徳、竹村明、渋谷正義、新美恵一、中嶋誠一郎、松尾基成、橋本年光、山口裕二、重野哲之、野末智一、鈴木智啓、大野芳顕、鈴木峻佑、夏山亮平、後藤麦
【中堅
池上正浩、占部彰二、渡辺豊、岡部浩、森秋光、後藤浩、明石正之、大谷直弘、今坂晃広、北村征嗣、長尾章平、前沢丈史、有賀達也、末永祐輝、小池公生、菅章哉、金子萌、西野雄貴、澤崎雄哉
【下位
中里英夫、金子順一、坂本徳克、向所浩二、田村勇一、杉山貴博、曾根孝仁、竹内吉弘、門間雄大
【ワースト
吉岡誠、森下勇