得点率トップは川合理司！

穏やかな風の吹く中、上々のコンディションで争われた2日目。1号艇と2号艇がそれぞれ5勝ずつを挙げるなど、内水域の活躍が目立った。配当的にも本命サイドの決着が多かったが、1、12Rでは万舟決着となった。

連勝を挙げたのはベテランの松本真吾で、2走とも0台スタートから快走。他では岡祐臣、秦英悟の初日選抜組が2走2連対と好走した。逆に初日連勝の伏田裕隆は5、6着と大ブレーキ。初日2連対の飯山晃三も6着と崩れた。

初日から3走オール2連対、トップで予選ラストを迎えるのは川合理司。初日は舟足に不満を残していたが、2日目はじっくり調整ができた様で「グリップ感が出てきた」の談話。松本や東口晃、赤羽克也とB級勢も優出圏内につけている。初日選抜組の山本隆幸、山下和彦、岡はボーダーよりも少し下、中野次郎はまさかの得点率19位で大ピンチ。まさに荒れる短期シリーズらしい得点状況だ。

しかしベスト6以内にいる選手の予選ラストは、軒並み外枠からの勝負駆け。一方、ボーダー下の岡、山下、そして地元の品田直樹や平野和明は好枠が残っている。得点上位陣も安穏としていられる状況ではなく、勢力図が大きく変わる可能性は十分。優勝戦6つのイスを巡る争いは、最後の最後まで混迷を極めそうだ。

エンジンパワーランキング
【上位】
品田直樹、赤羽克也、稗田聖也、東潤樹
【中堅】
林美憲、江野澤秀明、川合理司、平野和明、岡祐臣、尾嶋一広、高野哲史、東口晃、森永隆、渡邉雄朗、中山将、松尾拓
【中堅】
中村義雄、松本真吾、矢野素也、山下和彦、井川真人、品川賢次、岡部貴司、飯野秀樹、飯山晃三、山本隆幸、永井源、竹本太樹、市川美宏、中田元泰、土山卓也、坂井田晃、伏田裕隆、三浦敬太、染川直哉
【下位】
中野次郎、浅野由将、片岡秀樹、秦英悟、須田大輝
【ワースト】
伏島祐介