選抜戦は吉川喜継が快勝！

「第38回京葉賞」初日は北からの向かい風に対して上げ潮というコンディションだったが、水面的には航行船が通った時間帯以外はマズマズといえる条件に。1号艇は4勝2着3本の7連対。センターからレースを作った選手の好走も光った1日となった。

初日連勝発進は、前節の優勝機とコンビを組む眞田英二。しかも6、3枠からの連勝とその価値は高い。前節の吉田慎二郎の舟足を継承して出足系に手応えを得る今節、予選2日目は絶好枠から3連勝を狙っての戦いになる。

他では中村格、永井源、小山勉、下寺秀和らが初日2走を2連対とした。永井こそ舟足に不満といった表情だが、残る3人は実戦足に好感触で、外枠からの戦いが待つ2日目も侮れない存在。

初日メーンの江戸川選抜戦は、3コースから仕掛けた浅見昌克に乗った吉川喜継が快勝。2着にはインで人気を集めた柳田英明が残した。両者とも実力を生かせるだけの足は十分だが、それ以上に気配が光って見えたのは1M最後方から3着まで押し上げた鈴木博。この鈴木が初日終了時点での機力トップ評価だ。江戸川看板機の22号機を操る津久井拓也も出足を中心に機歴通りの気配を見せていた。

エンジンパワーランキング
【超抜】
鈴木博
【上位】
津久井拓也
【中堅】
新井敏司、萩原善行、柳田英明、中村格、岩津徹郎、眞田英二、久田敏之、早川尚人、吉川喜継、亀山雅幸、小山勉、下寺秀和
【中堅】
新地雅洋、塚本太二郎、土屋太朗、浅見昌克、阪本聖秀、小林享、鳥居塚孝博、川俣昌史、森岡満郎、木山誠一、福嶋智之、吉田宗弘、川島圭司、長谷川雅和、村岡賢人、坂井田晃、梅内駿佑、佐藤大騎、西野雄貴、澤崎雄哉、岡部大輝
【下位】
大塚信行、赤坂等、杉江浩明、永井源、柳橋宏紀、古川健、高山智至、阪本勇介、伏島祐介
【ワースト】
松山靖