V戦の絶好枠は石野貴之！

準優戦は10Rから雨中のバトルとなったが、順当に1枠トリオが勝利。その結果、ファイナルの1枠をゲットしたのは石野貴之。しかし「バランスよくまとまっているが、足は中堅上位」と。それでも1枠の味方は大きい。インから豪快逃げで摂河泉連覇と6度目のオール大阪Vを目指す。

ただ強敵は多い。その1番手が2枠の田中信一郎だ。石野が1マークで少しでもミスすれば、2コ-スから極上の差しが突き刺さる。3枠・渡邊雄一郎もトップ級の足に仕上げている。石野と田中の間へまくり差しを突き刺すことが渡邊にとって理想の形だろう。

5枠・太田和美は優勝戦に入れば足は一番見劣るかもしれないが、SGクラスの猛烈ハンドルがそれをカバーする。4枠・夏山亮平は5月のラピートカップに続いて連続ベスト6入りと地力アップが顕著。さらに節イチパワーの後ろ盾もある。カドキープなら軽視はできない。6枠・原田秀弥も位置次第で出番はある。

昨年の同大会は石野がカドからまくって、3連単は万舟券の配当となっている。連続で波乱となるのか、それとも本命決着か、楽しみなファイナルバトルだ。

エンジンパワーランキング
【横綱級】
夏山亮平、渡邊雄一郎
【大関級】
松井繁、原田秀弥、西村拓也、渋谷明憲、日笠勝弘、野間大樹、浦上拓也、三宅潤
【関脇級】
石野貴之、田中信一郎、小坂宗司、岡本猛、福田宗平、太田和美
【前頭級】
秦英悟、丸岡正典、宮迫暢彦、佐藤大騎、平岡重典、笠置博之、石川哲秀、岩川仁士、小野達哉
【序二段級】
大平誉史明、古場輝義