ボートレース多摩川

多摩川

後藤翔之が多摩川4度目の優出で嬉しい初優勝!!

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「多摩川蛭子カップ」。低調機シリーズの5日間開催。注目の主役・井口佳典は低調エンジンで苦戦も予想されたが、断然のテクニックで予選2位通過。地元の後藤翔之も凡機に苦戦も底力を見せ、予選3位。この両者を上回る活躍は、主力陣の中で唯一上位エンジンを手にした石橋道友。多摩川は2度目の参戦で調整は不安視されたが、機パワーの後押しで乗り心地もまずまず。手堅く走って予選トップ通過を決めた。大場敏松村敏は仕上げきれずに予選敗退…。

W準優勝戦は1号艇の選手が手堅く勝ち上がる結果となったが、ラストの12Rで井口がまさかのF脱落…。このレースを2着で切り抜けた地元の後藤が優勝戦の1号艇を手にする形となった。石橋が2号艇。節イチの評判パワーの占部彰二が5号艇で優勝戦まで駒を進めてきた。

優勝戦の進入は12346/5。内から4艇はほぼ互角のスリット隊形に。インから後藤が何とかこらえて先マイに成功。回ってスムーズに出て行く足ではなかったが、差した石橋、まくり差した折下寛法もバック伸び切れず、後藤がこのまま振り切って2Mも先に回って決着をつけた。2着争いは石橋が終始折下を抑える形で回って、石橋が2着。折下が3着。後藤は地元多摩川では4度目の優出で嬉しい初優勝となった。