寺島吉彦が予選突破を狙って勝負駆け!

初日は超ベタ水面だったが、2日目は北風がやや強めに吹き7Rからは安定板が装着されてのレースに。水面状況が悪くなったことでレース傾向も変化。初日は1号艇が2勝のみだったが、2日目は7勝という結果。ただ、3日目は初日同様にベタ水面が見込めセンター主導のレースが復活する可能性も十分にありそう。

早くも予選最終日を迎えるが、ここまでの得点率トップに立つのは矢後剛。2日目は先頭を走りながら、道中で桑原将光に逆転を許しての2着で開幕3連勝はならなかったが、敗因は荒水面と明らか。舟足自体はまったく問題なくこのまま準優好枠に収まりそうなムードだ。得点率2位にはさすがの実力で石渡鉄兵がつけ、こちらも予選ラストは準優の好枠獲りを目指しての戦いに。

一方で、この両者以外の初日選抜組は若林将が11位、鈴木茂正が14位、村田修次が15位と軒並みボーダー付近からの勝負駆け。また福来剛は現在21位、舟足的にも一息でここまで苦しい戦いを強いられてるが、予選ラストは1、2枠と勝ちを計算できる位置からの2回走り。「パワーアップを求めて整備する」と2日目のレース後は整備室に直行、この整備の効果がレースで表れるなら一気に準優圏に押し上げてくる可能性も。

またここまで3戦オール2着とアピール度の高い走りは寺島吉彦。前回の江戸川参戦時はデビュー初1着で水神祭を飾ったが、今回はデビュー初の予選突破を狙っての勝負駆け。4着以上が条件となる10Rは相手関係もそろった印象だが、パワーは上々だけにあっさり予選ボーダーをクリアしても不思議はない。

エンジンパワーランキング
【上位】
矢後剛、西舘健、寺島吉彦
【中堅】
鈴木敏裕、池田雷太、奥平拓也、渡邉睦広、三浦敬太、鈴木茂正、内堀学、折下寛法、大池佑来、桑原将光、マイケル田代、齋藤竜次
【中堅】
石渡鉄兵、内山文典、渡辺豊、本吉正樹、山本英志、行谷吉範、村田修次、加藤政彦、伏田裕隆、佐藤大佑、大西賢、板倉敦史、磯村匠、土屋幸宏、小川知行、尾形栄治、若林将、後藤翔之、永田純也
【中堅】
福来剛、増田進、原田通雅、江野澤秀明、庄司樹良々、萩原善行、金子建二、浅見宗孝、大塚信行、桑島和宏、平野恭兵
【下位】
多羅尾達之