ボートレース大村

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池永太が節一の伸びで逆転V

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13日に行われた「スポーツ報知杯」の優勝戦は、6号艇の果敢な前付けによるイン奪取から始まり、2マークでの大逆転、2着競りのデッドヒートと見応えのある一戦となった。

展示では2コースまでの進入だった6号艇の岡部大輔が、本番でゆっくりとした艇団の動きを見るや一気に回り込む。誰もいないHSで1人早々と舳先をスタート方向に向けて1コースを取り切った。不意を突かれた1号艇・白石健はやむ無く2コース進入となり、3コース池永太と共にターンマーク付近での起こし。アウト3艇が後方に引き、612カド345の隊形で優勝戦がスタートした。

トップタイミングの09を踏み込んだのは100メートル起こしを克服した岡部。先マイを果たし、BS前半では差した白石と池永を振り切って逃げ成功かに見えた。しかし、そこで池永の怪物級の伸び足が本領を発揮した。池永は2マークまでに岡部との2艇身差を覆し、2マークを先マイ。HSで先頭に踊り出ると、快速足でゴールまで駆け抜け今年初優勝を決めた。

2着争いは、岡部と白石の意地のぶつかり合いで3周2マークまでもつれたが、最後で振り切った岡部に軍配。3着が白石で2連単2-6は8060円(15番人気)、3連単2-6-1は19780円(41番人気)の決着となった。