男子は伊藤誠二、女子は岩崎芳美が優勝!!

「男女W優勝戦」は20日、最終日を迎え第11Rで男子、12Rで女子の優勝戦が行われた。男子は予想通りに1号艇の伊藤誠二が逃げ切り快勝。2010年4月桐生以来、3年7カ月ぶりの優勝を飾った。女子はこちらも予想通り大激戦となったが岩崎芳美が最終2Mで水口由紀とのデッドヒートを制して今年3度目の優勝を飾った。

今節は低調機シリーズで良機は数えるほどだった。そのほとんどは男子組の手に渡った。その代表格が伊藤と稲田浩二だったが残念なことに稲田は準優前のレースで痛恨のF。この時点で伊藤に優勝がグンと近づいた。

一方の女子組だが低調機揃いで動きの目立つ選手は皆無といっていいほど。現に優出メンバーのモーターで最高の2連対率は仁科さやかの30％で、他の5人は20％台のモーター。節間を通して女子組はコースとスタートが勝敗の分岐点となっていて、優勝戦でも全員がゼロ台のスタートを放っていた。そして道中の大激戦。最後まで勝負をあきらめない敢闘精神が観戦するファンにも伝わってくるレースだった。昨今の女子レース人気を実感させるすばらしいレースだった。