三角哲男の2連対記録更新となるか?

各レースで勝負駆けの選手による激しい星の潰し合いとなった開催5日目。心配された台風の影響もなく、概ね良コンディションの中でのレースとなった。結果を見ると1号艇が4勝に対して2号艇が5勝という結果。向かい風、向かい潮という水面条件だったが、比較的2コース差しも決まった印象だ。

4日目まで得点率上位につけていた6人のうち、12Rで選手責任の落水を喫した柏野幸二が優出圏外に脱落、10Rで1枠からきっちり逃げた鈴木茂正が8位から順位を上げてファイナルのイスを手にした。ポールポジションの1号艇には三角哲男。前々節の常滑から始まった2連対記録を今節も伸ばしてここまで25連続2連対中。機力的には実戦足を中心に完調、スタート遅れも考えにくくインから逃げて今年5度目の優勝を飾る可能性は高いとみる。一方で、打倒・三角を狙う他の5人は2枠から郷原章平、寺本昇平、岡本慎治、鈴木、飯山晃三という並び。郷原が「三角さんはしっかりしているし、ミスがないと…」というように、三角を負かすには展開の助けが必要なのは否めないところか。また 、機力不足を嘆く寺本が本体整備を示唆、この寺本の直前気配にも注意を払いたいところだ。

エンジンパワーランキング
【超抜】
三角哲男、渋谷正義
【上位】
岡本慎治、郷原章平、内田貴士、岡部浩
【中堅】
鈴木茂正、寺本昇平、飯山晃三、齋藤和政、加藤高史、樫葉次郎、大屋賢司、坂野泰章、吉野光弘、吉田宗弘、飯田清、矢崎誠一、赤羽大樹
【中堅】
堤昇、山来和人、田嶋茂、田崎豊、山田佑樹、笠井広幸、小林基樹、伊藤啓三、吉田慎二郎、木下大將、川崎誠志、矢橋成介、中村格
【中堅】
田上直樹、豊田泰洋、下田哲也、川上清人、新鶴田文広、吉岡政浩、宮内由紀英
【下位】
竹内吉弘