V候補に躍り出たのは大池佑来!

「東京スポーツ賞」2日目。節イチパワーを誇っていた松野京吾が10Rで痛恨の勇み足。課題だった乗り心地もきて万全の態勢となった矢先のFとなってしまった。

主力の脱落でV候補に躍り出たのは大池佑来。こちらも松野と同等のパワーで4戦3勝の活躍。「加速感が凄くて回ってから前に出て行きます」と。納得のパワーなら2度目の優勝も意識するだろう。ただ3日目は外枠2走での出走。試練の1日をうまく乗り切れるか。

この大池を上回る3戦2勝2着1本とオール2連対なのが竹村祥司。こちらもエース56号機のパワーにニッコリ。「このエンジンを考えるともう少し出したい」と言うが、現状でも上位の一角は十分とみていいだろう。他では桑島和宏、相原利章、宮迫暢彦、鈴木孝之、平田健之佑、佐藤旭あたりが良さそう。

一瀬明もオール2連対をキープ。それでも足元は不安が残り「伸びはまだ弱め」と。調整途上の段階で、更に3日目は外枠2走。淡白な進入で枠なりに入ると大敗の可能性も。現状では着ほどの信頼度はあるか微妙なところ。

主力では堤昇、原田富士男がやや苦戦の序盤戦。原田は整備が続くが「周りの選手に「出てないね」といわれた…」で、まだまだ調整が必要な様子。堤は調整の幅が狭いのかいい時と悪い時がはっきりしている。合わないとターン回りが微妙で、競り負けるシーンも。

エンジンパワーランキング
【上位】
松野京吾、大池佑来、竹村祥司
【中堅】
向後龍一、宮地秀祈、宮迫暢彦、平田健之佑、桑島和宏、相原利章、前田光昭、松本功、堂原洋史、鈴木幸夫、鈴木孝之、長谷川巌、安河内将、堤昇、中里英夫、板倉敦史、河合良夫、一瀬明、佐藤旭、川下晃司
【中堅】
寺本重宣、亀本勇樹、岡谷健吾、淺香文武、田嶋茂、谷村啓司、伴将典、萩原知哉、高橋二朗、関道、小澤学、井坂友則、庄司孝輔、小林基樹、原田富士男、田中定雄、中嶋健一郎、渥美卓郎
【下位】
高野心吾、加藤知弘、柳田英明