向後龍一、宮地秀祈が好気配!

約2週間ぶりの開催となる多摩川ボート。梅雨も明けて気温が一気に上がり、ピット内は35度。暑さでグッタリする中で特訓は行われた。

主力の選抜組では松野京吾が最高勝率機の25号機をゲット。それでも「飛び抜けた感じはない」と、期待したほどの出方ではなかった様子。エンジン出しには定評があるだけに、本番までには上積みはさせてきそうだが、果たして。

その他では堤昇が39％エンジンだが、近況はやや落ち目の機。他は中堅機で、それぞれが冴えないコメントだった。上位飛び抜けた存在はいないシリーズで、この選抜組もエンジンを仕上げないと苦戦が予想される。

予選組で目立つ動きを見せたのが向後龍一、宮地秀祈。実力も選抜組と比較しても遜色はなく、それぞれが「伸びていきましたね」なら、初日から注目の存在になる。宮迫暢彦、竹村祥司、平田健之佑、佐藤旭、中嶋健一郎あたりもまずまず納得の前検内容で、上位食いの可能性を秘める。

エンジンパワーランキング
【上位】
向後龍一、宮地秀祈
【中堅】
松野京吾、原田富士男、宮迫暢彦、平田健之佑、桑島和宏、竹村祥司、相原利章、田中定雄、大池佑来、中嶋健一郎、前田光昭、渥美卓郎、松本功、鈴木孝之、庄司孝輔、長谷川巌、安河内将
【中堅】
寺本重宣、堤昇、中里英夫、一瀬明、佐藤旭、亀本勇樹、岡谷健吾、淺香文武、鈴木幸夫、田嶋茂、谷村啓司、伴将典、川下晃司、萩原知哉、高橋二朗、堂原洋史、関道、小澤学、板倉敦史、井坂友則、河合良夫
【下位】
高野心吾、小林基樹、加藤知弘、柳田英明