ボートレース桐生

桐生

大激戦を制して渡邉英児がV!!

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風速10メートルを超える追い風に見舞われた4日目とは一転し、最終日は向かい風4メートルで幕開け。風は徐々に収まり、優勝戦は緩やかな水面コンディションの中で行われた。

しかし優勝戦は大混戦。節一機の6号艇・菅沼佳昭が進入で動き、コースは123カド645の並び。スリットで先制したのは、その菅沼。脅威の伸びを活かして、V王手のイン向後龍一を一気にまくりにいく。だが、向後も必死に抵抗。すると、菅沼に勝るとも劣らぬ舟足で2コースから小回り旋回で差した谷口勝、間隙を突いてまくり差した実力者・渡邉英児、そしてまくった菅沼と、3者がバックで並走した。

2Mは谷口が先マイ、後方から切り込んできた向後を行かせて差した渡邉が浮上。勝負はこの両者の一騎打ちとなる。ホームで谷口が伸びて前を絞りにいくが、渡邉も引かない。谷口を制して強引に2周1Mを全速旋回した渡邉は、ついに食い下がる谷口を完全に振り切った。機力差は横綱と平幕であったが、最後は格上のさばきが見事にハマった。

渡邉は節目となる40回目の優勝。2着に谷口、3着には菅沼が入線し、2連単4-2は4580円(13番人気)、3連単4-2-6は2万9000円(64番人気)という高配当決着となった。