オール2連対の向後龍一がV戦1号艇!

強風の予報通り、午前中から風速10メートルを超える風が吹き荒れた桐生。4日目は安定板が装着され、2周戦でスタートしたが、徐々に風は弱まって準優3番は安定板が外され、通常通り3周戦で争われた。

準優9Rはイン松田隆司を2コースから差した眞鍋賢司がバックで先頭に立ったが、2Mで眞鍋の内から突進した松本博昭がホームでトップに。2Mで内を小回りした松田が2着をキープし、3着には節一級の足を誇った菅沼佳昭が入線。3連単5-1-3は2万6790円という高配当となった。しかし、松本は上記の突進で不良航法を取られて賞典除外。3着の菅沼佳昭が繰り上がり優出となった。

準優10Rも波乱決着。インで人気の高橋勲が飛び、S遅れながらも展開に恵まれた谷口勝が1着。Sで攻めた村田敦が2着、地元の柴田光が3着。3連単は4万6170円の高配当。

準優ラストの11Rは一転して1番人気の堅い決着。シリーズリーダーの向後龍一がインからきっちり逃げ切り、2着には実力者・渡邉英児が入線した。

優勝戦1号艇の向後は総合的にみて上位の舟足。だが、その上をいく谷口の行き足、菅沼の行き足～伸びにも注目したい。「足は6番目」という渡邉のさばきも侮れない。激戦の優勝戦、最後に笑うのは果たして?

エンジンパワーランキング
【トップ級】
菅沼佳昭
【上位】
向後龍一、谷口勝、村田敦、眞鍋賢司、山下和彦、高橋勲
【中上級】
渡邉英児、松田隆司、村田孝雄、鈴木茂正、柴田光、浅見昌克、相原利章、山口亮
【中堅】
関忠志、河原順一、井川大作、大石和彦、高橋真吾、小川知行、天野友和、崎利仁、松本博昭、濱崎直矢、鈴木峻佑、若林友
【中下級】
坂東満、福田雅一、伊達正利、塩田雄一、坂元真一、亀山高雅
【下位】
三浦高志、寺島吉彦