桐生
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減量成功の荒井輝年が予選首位
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これぞ秋晴れ! という最高の天気に恵まれた2日目。気温は前日より約5℃も上昇した。前半レースは22℃前後、メーン12Rでも18℃。回転が上がらない状況下で、各選手のペラ調整の奮闘が続いた。
4日間の短期決戦で行われている今シリーズ、2日目を終えて得点率トップに立ったのは実力ナンバー1の荒井輝年だ。好素性の69号機の良さを十分に引き出し、回り足は抜群。前検日には「エンジンはいいけど休み明けで58キロある体重だけがネック」と語っていたが、2日目は55キロまで絞って見事に減量成功。「最終日までに54キロにしたい」と目標を掲げる荒井は、確実に足を上積みしている。
以下、2位・今坂勝広、3位・伊藤啓三、4位タイ・乙津康志、橋本久和、益田啓司、7位タイ・長尾章平、林美憲と続く。優出ボーダーを8.00と想定すると、荒井がただ一人「当確」。得点は上位陣に偏っているため、上位に大崩れがない限りは大幅な入れ変わりはなさそう。確固たる主役が不在の混戦シリーズであったが、やはりA1級の実力者が順当に勝ち上がっている。
足の仕上がりで目を引くのは乙津。「誰が乗っても出るエンジンでしょう」と本人もご満悦で、目下トップ級だ。ほかでは荒井の回り足、林の伸びが目立つ。F2の身ながらオール3連対で3位につける伊藤も回り足が上位級。S勝負しなくても上位着をまとめられる出色の仕上がりだ。今坂はトップ級に比べると見劣るものの、実力を発揮できる状態をキープしている。
9位タイで並ぶ永井源、中西長松、丹下健も足はしっかりしている。特に中西の伸びは魅力的だ。
エンジンパワーランキング
【上位】
乙津康志、荒井輝年、林美憲
【中上級】
今坂勝広、中西長松、伊藤啓三、松本浩貴、丹下健、永井源、長尾章平、浦田信義、上村純一
【中堅】
占部彰二、岩谷真、高山秀雄、橋本久和、奥平拓也、益田啓司、谷勝幸、岡部貴司、桂林寛、萩原篤、小林一樹、尾形栄治、井上大輔、黄金井力良、岡村慶太
【下位】
齋藤智裕、川合理司、豊田聡