乙津康志が前検抜群の気配!

4日間の短期決戦で開催される「第1回コスモス杯」。今節から新ボートが使用される。級別審査の期末も迫っており、各選手の勝負駆けの動向にも注視してみたい。

さて、前検日は気温14℃と冷え込み、追い風2～4メートルのコンディションで行われた。気温が冷えた影響で「回り過ぎ」「Sが早い」の声が選手から多く聞かれたが、その中でも出色の動きを見せたのが乙津康志だ。前検時計こそ6秒61と平凡だが、特訓ではスリット気配が抜群! 同班の選手からも「乙津選手が出ていた」の声が相次いだ。本人も冗談交じりに「もう仕上がりましたね!」と会心の笑み。初日は絶好の1、2枠だけに、スタートダッシュを決めれば短期決戦を有利に戦うことができよう。

ドリーム組では前検一番時計(6秒51)の今坂勝広が好気配。同班の伊藤啓三もスリット足がいいと評判だったが、その伊藤と「足は一緒くらい」と満足げ。これでペラがしっかり合えば、記念レーサーらしい走りが期待できる。ドリーム1号艇の荒井輝年は「休み明けで体重58キロだし、まずは心をリセットしないと」と、自らにムチを入れる。ひとまずは「1走してから…」といったことろだ。地元の橋本久和は平凡な足。

ほかでは浦田信義、谷勝幸、丹下健が好気配。エース機22号は上村純一が引いた。

エンジンパワーランキング
【上位】
乙津康志
【中上級】
浦田信義、谷勝幸、今坂勝広、伊藤啓三、丹下健、上村純一
【中堅】
岩谷真、高山秀雄、齋藤智裕、奥平拓也、荒井輝年、岡部貴司、桂林寛、林美憲、萩原篤、松本浩貴、尾形栄治、小林一樹、永井源、長尾章平、井上大輔、黄金井力良、岡村慶太、庄司樹良々
【下位】
占部彰二、入倉数広、益田啓司