
平和島
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「平和島倶楽部杯」はいよいよ優勝戦を迎えた。今シリーズは勢力図がコロコロと変わり、好配当も続出。優出ボーダーが7点を割り込むなど、まさに戦国シリーズという様相を呈していた。
果たして優勝戦も、シリーズの流れを象徴するかのように二転三転といった攻防が展開された。まず1マークまで勢い良く飛び出したのが④若女井正。このまくりをけん制したのが①山下和彦。展開が向いたのが⑤福田雅一と⑥梶野学志で、⑤福田はまくり差し、⑥梶野は最内差し、で切り込みバック線では内から⑥梶野、②折下寛法、⑤福田、①山下が併走。
2マークで⑥梶野と②折下が競り、そこを⑤福田が差して2周ホームは⑤福田と⑥梶野が併走。2周2マーク⑤福田が内有利に先マイ、⑥梶野が差し遅れ、その内を切り返した①山下が2番手を奪回、結局3連単5-1-6で決着をみたが最後も9千円を超える好配当になった。
得点トップに立ちながら予選最終日に転覆して貯金を使い果たし、ギリギリ優出という運びになった⑤福田。最後は展開も味方につけて優勝、今節はまさに山あり谷あり、終わりよければ全て良し…という波乱万丈の一節間になった。
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