多摩川
多摩川
海野ゆかりが好相性水面でV!
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新プロペラ制度2節目、大混戦シリーズだった是政女王決定戦の最終日。
予選1位通過、準優12R1枠インで逃げた海野ゆかりが優勝戦の1枠。逆転候補は4号艇の山川美由紀。持ちペラ時の迫力がない印象も、レースさばきはさすが。3号艇の淺田千亜希は産休明け4節目も、準優は6枠大外から豪快にまくり差して山川に勝った。
その優勝戦。本番はS展示と同様、枠なり3対3の進入。スリットはあまり大きな差がなかったが、わずかに3コースの淺田が飛び出した感じ。1Mは1枠インの海野が全速で回って逃走へ。淺田はまくり握って差して形的にはまくり差しだが、舟がバタつき気味。2コースから出足良かった2号艇の倉田郁美が差して追走。淺田はどうかとおもいきやコンマ01のFコール。それもそのはず、淺田以外の5選手も0台スリットだった。3着が接戦。5号艇の新田芳美、6号艇の栢場優子が競っている間に、4号艇の山川が競り合いに加わってきた。結果、エンジンにテクといい山川が最終2Mで新田をさばき切り3着。
海野は多摩川16回目の優出で6回目の優勝。今年は1月の当地でも1枠インで逃げており今年2度のVは多摩川でのもの。04年に初の女王に輝いたのもここ多摩川で相性抜群。自身通算では36回目の優勝を飾った。
なお、最終日2Rで4号艇の中澤宏奈がF(返還)、5号艇の坂口愛が落水(責任)。8R3号艇のの大橋栄里佳が妨害失格、5号艇の小神野紀代子が転覆(責外)。12R3号艇の淺田がF(返還)となっている。