ボートレース琵琶湖

琵琶湖

作野恒がインから押し切り優勝!!

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「第34回びわこ王座決定戦」の最終日。日中は風速7~8mという強風も吹きつけたが、優勝戦では風も少しおさまった。ただ、公式には追い風4m、波高4cmと発表されたが、レースを見る限り、それ以上に厳しい水面状況に映った。数字には表れない、びわこ独特の「うねり」もあったようだ。

そんな厳しいコンディションで行われた優勝戦。枠なり3対3の進入から、スタートを決めたのは5コースの島田一生。さらにインの作野恒と4コースカドの長田頼宗も続く。まず攻めて出たのは島田を制してカドから全速まくりに出た長田。これを島田はマークするかたち。しかし、1Mの旋回は各選手ともうねりに足を取られたようにボートがバタつく。これで長田のまくりは不発に終わり、外へ流された。

インから先マイの作野に続いたのは差しにまわった3コースの岡瀬正人と長田マークから展開突いた島田、2コースの山本寛久はスタートで後手を踏んだ分、差しが窮屈になった。ここから2Mでは、先取りする作野の内を突いた岡瀬がHSで並びかける勢い。しかし直線の伸び足はやはり作野に分がある。加えて2周1Mの旋回でまたもや足を取られ、そこで作野が伸び切って首位を確保。岡瀬が2番手に続き、離れた3番手争いは長田と島田がデッドヒートを繰り返し、最終ターンで長田がようやく島田を振り切って3番手でゴール。

びわこの今シリーズは、風と波とうねりとの戦いとなったが、序盤飛ばして得点を稼いだ作野が準優戦、優勝戦で絶好枠を取り切ってインから押し切った。