上瀧和則が9年半ぶりのフライング

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上瀧和則

23日、徳山マスターズリーグ第3戦最終日10Rにて上瀧和則がフライングを切った。上瀧のフライングは2011年1月30日児島8R以来約9年半ぶりだが、選手会長となってからほぼ走っていないので、68走ぶりのフライングということになる。

このレース、6号艇で出走した上瀧はスタート展示同様に4コースまで前付け敢行。前半戦はインから逃げ切っていたこともあり、最終日連勝と行きたかったところだが、コンマ01の勇み足となってしまった。このレースは1号艇の平石和男がコンマ02、2号艇の大神康司がコンマ04と内2艇がスタートで引っ張ってしまったのもあるが、上瀧にとっては無念のフライングとなり、次節の若松が終わった後に7月17日~8月15日までフライング休みとなる。

5月に本格的にレースに復帰した上瀧は、今期はここまで29走して勝率は4.97。徐々に感覚を取り戻し成績も上がってきていた矢先のフライングだっただけに悔やまれる。B2級で斡旋自体が少ないのもネックにはなるだろう。「強い選手会長」を見たいと期待しているファンは多いことだろう。それが絶大な人気を誇った上瀧なら尚更のこと。ただ、逆境に屈するタイプではないのは誰もが分かっている。フライング持ちで弱気になることはないはずだ。