マスターズ、敗れた選手たち

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

【今村豊】

<!--

【今村豊】-->

福岡で行われたプレミアムGI「第19回マスターズチャンピオン」は、渡邉英児が差し抜けて優勝。当地特有のうねりが勝敗のゆくえを大きく分ける事となった。優勝した渡邉英のコメントは別にお伝えするとして、ここでは優出選手のレース後のコメントをお届けしよう。

2着の市川哲也は優勝した同期の渡邉英を素直にほめたたえた。

「試運転で渡邉英児と合わせてこれではダメだと思った。プロペラを叩き直していい調整ができたし、レースでもいいスタートが行けた。この水面状況ではあれがいっぱい。勝ったあいつ(渡邉英)がすごかった。オーシャンカップは出場できなくて残念でしたけど」

3着の野添貴裕は機力の仕上がりは完璧だった。

「まくってやろうと思ってカドに引いた。だけどスタートで結構放ってしまった。放らなければFでした。全速なら出て行く感じだったし、足は完璧でした」

4着の平石和男は優勝戦の枠番が今後の課題だという。

「コースが取れなかったのは仕方ない。足をもう少し仕上げないと。優勝戦はやっぱりいい枠で乗らないとダメ。それが今後の課題。うねりは今日が一番ひどかった」

5着の今村豊。1枠で敗れた悔しさを押し殺すようなコメントとなった。

「レースでは負けてない。うねりに負けた。機力も納得の域だったし、インから持つ感じもあった。優勝戦1枠で乗れたし、去年のチャンピオンとしての責任は果たせた」

6着の柏野幸二は、このレースで受けた刺激を今後に活かすと話した。

「優勝戦の中で出ているわけではないけど、5日目の状態と変わらず臨めた。久しぶりにこういう雰囲気の中で走れて、刺激になった。この経験を今後に活かしたい」