篠崎元志、我慢のレースが続く!?

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篠崎元志

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篠崎元志

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2月28日に31歳の誕生日を迎える篠崎元志。昨年末の福岡周年優勝戦で事故し、選手生命も危ぶまれるほどの大ケガという報告もあったが、グランプリのトライアル1stに強行出場。6、4着の成績で敗退すると帰郷してしまい、ファンの間でも賛否が分かれたが、その後およそ1ヶ月間の休養を経て2月6日の若松一般戦から本格復帰を果たした。

復帰初日は連勝発進で、心配ないかと思いきや、その後は523135着で一般戦という舞台を考えるとやや物足りない成績。さらに準優勝戦は1号艇ながら4着に敗れ、ほぼ6万舟となる5万9930円の波乱の立役者になってしまい、まさかの優出漏れ。

そして本日(21日)最終日を迎えた福岡の九州地区選手権では、初日に6着発進。その後も浮上の兆しはなく予選未勝利に。敗者戦で白星を挙げたものの、決して「らしさ」が見られたわけではない。

篠崎と言えば、早いスタートから強気を見せるのが最大の持ち味だが、復帰後は肝心のスタートで攻め切れていない。地区選の初日にコンマ39、2日目にコンマ35など、いくらエンジン出しに苦しんでいたとはいえ、篠崎としては信じられないようなスタートである。

ただ、意識的に控えているという見方もできる。というのは、今期はここまで31走しかしていない。現時点の斡旋は3月31日が最終日の平和島一般戦まで4節決まっていて、ここまででおよそ70走できる計算。4月中に2~3節入れば、来期A1級条件の出走回数90をギリギリクリアできるかどうか。今は勝率よりも出走回数に気を使わなければならず、期間中の斡旋が確定するまでは、絶対にFはできないし、ケガをして帰郷するわけにもいかない。