西田靖が意地の勝負駆け

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28日、52歳の誕生日を迎える西田靖。積極果敢な進入で未だファンをわかせる選手のひとりだが、西田は現在選手生活で「初の勝負駆け」を強いられている。これまで経験のない2期連続A2級のピンチを迎えているのだ。

西田は前期、勝率5.88でA2級に落ちてしまった。今期は22日現在で勝率が6.18、A1級ボーダーは6.21あたりを推移しており、西田は完全にボーダー線上にいる。残る斡旋は24日から始まる三国一般戦(4日間開催)のみ。ここが西田にとって今期最後の勝負駆けとなる。

西田はデビュー2期目に早々とA級に昇格し、その後は一度もB級に落ちたことはない。A級がA1とA2に分かれた1995年後期から2006年前期まで22期連続A1をキープ。2006年後期はF2の影響も響いて初めてA2に陥落した。その後もF2や出走回数不足で2回A2級に落ちたことはあったものの、次の期には必ずA1にカムバックしている。ここが西田の意地でもあり、ベテランとなった今は踏ん張りどころでもあるだろう。