埼玉支部が新鋭王座で勢いづく

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茅原悠紀の優勝で幕を閉じた徳山新鋭王座決定戦。絶対的な優勝候補がドリーム戦を制し、最後も締めたので、“茅原に始まって茅原に終わった”シリーズとも言えるだろう。

しかし、それ以上に目を見張ったのが、優勝戦1号艇に座った佐藤翼をはじめとする埼玉支部の躍進だ。埼玉支部はこの大会に6人の選手を送り込んだ。本来ならば茅原とともにツートップとなるはずの桐生順平も出場できるはずだったが、選考ギリギリで事故率オーバーとなってしまい、痛恨の除外処分…。この時点で埼玉支部の活躍を期待した人はそれほど多くはないだろう。

しかし、ふたを開けてみると、初日に黒井達矢、2日目に佐藤と秋元哲、5日目に黄金井力良、最終日に小山勉と、前回王座でGI初1着を取った中田竜太を除いて、全員が水神祭を達成した。そしてこのうち4人が準優勝戦に進み、佐藤と黒井が優勝戦に勝ち残った。

結果はご存知の通りだが、今回出場した彼らは全員100期以降の選手たち。今後の新鋭リーグ戦にも登場する。現在鳴門で行われている「新鋭リーグ第1戦」でも、埼玉支部の選手が大活躍している。2日目終了時点で、トップは秋元。黒井が3位で、中田が5位。王座でつけた勢いで、今シリーズも上位を独占しそうだ。