~GI大渦大賞優勝戦展望~

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田村隆信

BOATRACE鳴門のGI「大渦大賞開設69周年記念競走」は、優勝戦に駒を進めた6選手が決まりました。予選トップ通過で、Vに最も近かった毒島誠選手が準優勝戦・12Rで3着に敗れ、優出漏れする大波乱がありました。また、11Rで森高一真選手も捲りを浴びて6着大敗…。準優の1号艇で優出したのは丸野一樹選手のみと、当地の水面攻略の難しさを象徴する結果になりました。

それでは、今回はGI「大渦大賞開設69周年記念競走」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①丸野一樹寺田祥田村隆信馬場貴也近江翔吾上野真之介。昨年12月、当地のボートレースチャンピオントーナメントチャンピオン・丸野選手が、再び栄冠を掴む絶好のチャンスを得ました。

ただ、準優勝戦は1周2マークでさばいての1着。決して、イン逃げ完勝したという内容ではありません。むしろ、機力面では寺田選手の方がかなり充実しています。

また、地元の絶対的エース・田村選手が毒島選手を捲り切って、優勝戦に進出しました。モーターの仕上がりで試行錯誤を繰り返しながら、準優ではしっかり調整をしてきたあたりは、意気込みは相当なものです。11月に地元・鳴門開催のチャレンジカップ出場を大きな目標に置いているだけに、誰よりも優勝したい思いは強い筈です。準優と同様に捲りを仕掛けてくる可能性は高く、V戦線に喰い込んでくることは間違いありません。

それでは、私・小林アナのGI「大渦大賞開設69周年記念競走」優勝戦のフォーカスです。本線は、差し伸びる寺田選手を軸に、2-1=流の8点。狙い目は、田村選手のまくりから3=4-流・3-流-4・4-流-3。多いフォーカスになりますが、配当面を期待しての勝負を推奨します!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。